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2004/01/01(木)00:00
DC Universe: The Stories of Alan Moore
DC Universe: The Stories of Alan Moore (DC Comics)Alan Moore

DC Comics 2006-01-04
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■DC Universe: The Stories of Alan Moore
■作:Alan Moore/画:Jim Aparo、Jim Baikie、Brian Bolland、Paris Cullins、George Freeman、Dave Gibbons、Klaus Janson、Kevin O'Neill、Joe Orlando、George Pérez、Kurt Schaffenberger、Curt Swan、Rick Veitch、Al Williamson、Bill Willingham
■304ページ/カラー/ソフトカバー/19ドル99セント/ISBN:9781401209278

 2003年に刊行された『Across the Universe: The DC Universe Stories of Alan Moore』の増補改訂版。2006年刊。

 元の単行本は196ページだったのが、こちらは108ページも増補され、全304ページのボリュームに。しかも定価はわずか4セント値上げしただけという非常にお得な一冊。

 ちなみに増補されたのは日本語版も出ている『バットマン:キリング・ジョーク』と『スーパーマン:ワットエバー・ハプンド・トゥ・マン・オブ・トゥモロー?』の2作。おそらくどちらも単独で単行本化されていたことから、2003年版では削られていたのではないかと思われる(まあ両作とも、依然、単独で単行本が出ているのだが)。

 カバーイラストはブライアン・ボランドが新規に描き下ろし(旧版はデイヴ・ギボンズの筆になる)。ボランドによる『キリング・ジョーク』の「カメラを構えたジョーカー」を中心に、各作品に登場するキャラクターが集合という、非常に愉快なものとなっている(背景に描かれた惑星型グリーンランタン・モゴにも注目)。

 増補されたことで、『スワンプシング』以外のムーアがDCユニバースを舞台として書いた作品はコンプリートしている。

 収録作品は、

・Action Comics #583、Superman #423:1986年、スーパーマンの設定の大幅なリニューアルが行われる直前、「スーパーマン」関連2誌をまたいで展開された、いわゆる「アース1スーパーマンの最終回」こと『ワットエバー・ハプンド・トゥ・マン・オブ・トゥモロー?』。

・Batman: The Killing Joke:説明不要のムーアの代表作。ちなみにカラーリングはオリジナル版(※『キリング・ジョーク』は2008年に彩色を一新した新版が出ている)。

・Batman Annual #11:フリークスのクレイフェイスが商店のマネキンに恋をするという23ページの中編、「モータル・クレイ」。

・DC Comics Presents #85:邦訳版『スーパーマン:ザ・ラスト・エピソード』にも収録されているスーパーマンとスワンプシングとの競演話「ジャングル・ライン」。

・Detective Comics #549-550:バックアップとして掲載されたグリーンアロー主演の話「ナイト・オリンピックス」。ジャイブから刊行されていた『バットマン:キリングジョーク―アラン・ムーアDCユニバース・ストーリーズ』(いわゆる旧版『キリング・ジョーク』)にも収録。

・Green Lantern #188:同号のバックアップの短編「モゴ・ダズント・ソシアライズ」を収録。やはり旧版『キリングジョーク』に収録。

・the Omega Men #26-27:ベガ星域を舞台とするSFコミック『オメガメン』のバックアップの短編。各話4ページでベガ星域の知られざる神秘を描く。

・Secret Origins #10:DCの著名なキャラクターのオリジン(誕生秘話)を描く『シークレット・オリジン』より。この号は、正体が謎に包まれているキャラクター、ファントム・ストレンジャーのオリジンとされる物語を、複数の作家が描くというコンセプト(いずれが真のオリジンかは不明)。その内、ムーアの書いた10ページの短編「フットステップス」を収録。

・Tales of the Green Lantern Corps Annual #2, 3:ムーアの書いた「タイガース」「イン・ブラッケスト・ナイト」を収録。「タイガース」はジェフ・ジョーンズによる一連の『グリーンランタン』のイメージソースの1つとなった話。「イン・ブラッケスト・ナイト」は、コァ隊員カトゥマ・トゥイが、視覚を持たず「光」という概念のない知的生命体を「正義の光を照らす」グリーンランタン・コァ隊員としてリクルートすべく苦労する小話。

・Superman Annual #11:旧版『キリング・ジョーク』および『スーパーマン:ザ・ラスト・エピソード』収録の「For The Man Who Has Everything」。「クリプトン星が爆発しなかった世界」にて、全てを手に入れたカル・エルの物語。

・Vigilante #17-18:これも旧版『キリング・ジョーク』に収録されていた「Father's Day」。父親に虐待される少女を救うために苦闘するヴィジランテの話。


 ちなみに、こちらが旧版の単行本。DCコミックスの公式サイトでは絶版扱いにされているものの、まだ店頭在庫はあり。

Across the Universe: The DC Universe Stories of Alan Moore
Across the Universe: The DC Universe Stories of Alan MooreAlan Moore Dave Gibbons

DC Comics 2003-07-01
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 新版と4セントしか違わないのに100ページも少ないため、もはや買う意義は少ないといえる。

 貴方がデイヴ・ギボンズによる表紙イラストがどうしても欲しいか、本棚に196ページ分しか余裕がないのであれば、あるいは。

■Across the Universe: The DC Universe Stories of Alan Moore
■作:Alan Moore/画:Dave Gibbons、Rick Veitch、Al Williamson、George Freeman、Klaus Janson、Joe Orlando、Jim Baikie、Kevin O'Neill、Paris Cullins、Rick Magyar、Bill Willingham
■196ページ/カラー/ソフトカバー/19ドル95セント/ISBN:9781401200877/絶版

 収録作品
・Batman Annual #11
・DC Comics Presents #85
・Detective Comics #549-550
・Green Lantern #188
・the Omega Men #26-27
・Secret Origins #10
・Superman Annual #11
・Tales of the Green Lantern Corps Annual #2, 3
・Vigilante #17-18
  
  
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